2010年06月14日

お帰り、はやぶさ

満身創痍になりながらも数々の困難を乗り越え帰還。
自身は燃え尽きることになろうとも最後のミッションに挑む。



なんて日本人好みのストーリーなんだあせあせ(飛び散る汗)
どこもかしこも回線混みすぎで生中継見られなかったじゃないか!


まあいいさ。そのうちどっかに転載されるだろうし。
ちょっとばかし宇宙工学をかじった人間としては、それだけ世間の注目を集めたというのが非常に嬉しい。

ちょうどハヤブサがイトカワに到着して、でもいろいろ故障して、「もう諦めちゃえよ」くらいの状況の時期に航空宇宙で学生やって、割とリアルタイムに話を聞いてた身としては、無事カプセルを放出するのみならず最後の最後に感動的な写真まで送り届けてくれたのはホント奇跡だと思うよ。
ひとくちに「カプセルを地球に送り届ける」と言ったって、ほとんど「落とすだけ」に近いはずだから、きっとものすごく精密な軌道計算と制御がされている。だいたい地球の7割は海で、陸地だってほとんどがカプセルなんてそうそう探しにいけない山岳地帯とかジャングルとか、カプセルなんて落としたら危なすぎる市街地だったりとかするんだよ?




宇宙分野はすぐに効果が見えるものではないだけに、ともすれば仕分けられてしまいかねない。しかも夢とロマンだけ追い続けて大学教授になっちゃったような人ばかりだから、そういう政治的駆け引きとか広報アピールとか下手な業界だと思う。
学術的にも100点満点以上の成果をあげたと言われるはやぶさだが、最後に社会的にも大きな仕事をしてくれた、と言っていいのではなかろうか。

こんなのとかこんなのの影響でもいいから、将来工学を志す若者が一人でも増えてくれればいい。



おまけ:
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2008年03月24日

卒業の歌

やっと,という思いは強いのだけれど,やはり学生生活最後の日,というのは感慨深い.この春は間違いなく今までの人生最大の節目になる(ローの人と違って).

思うに,昔に比べると,「春は別れの季節」感は薄くなった気がする.自分自身の行動範囲の拡大と情報機器の発達のおかげで,「人」には会おうと思えばいつでも会えるようになったからだと思う.それよりも同じ立場でその場所を訪れることはもう二度と無いということに「別れ」を感じる.
大学1年で高校の文化祭に行ったときも,卒業から半年も経っていながら,当事者でない自分に改めて卒業を意識した.


さて,いわゆる卒業ソングは世に数あれど,私にとって一番の卒業ソングは今でも母校の小学校オリジナルの「卒業のうた」だ.
5番まである中の2〜4番では卒業生と在校生が掛け合う,というのも実に粋な構成だったと思う.

真白のウじがイかったり(こんなネタよく覚えてたな,自分),石神井公園まで歩いていったり,畑耕して芋を育てても,懐かしいのは兵庫氏くらいのもだと思うので,作詞堀山欽哉先生と作曲木村信之先生に敬意を表した上で,4番と5番の歌詞をお送りして卒業に寄せるエントリーとしたいと思う.
まかり間違ってもJASRACに登録されていることはないので,一部掲載は多分問題ないだろう.
奇しくも在校期間は同じ6年間だ.

思い出ふかい この校舎
過ぎた六年(むとせ)の この月日
親しい友と 別れゆく
幸いあれと いのりつつ

この学び舎に 生い立った
誇りを持って 明日からの
暮らしを共に 励もうよ
菊の香りの そのままに
さようなら お元気で
さようなら お元気で
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2007年06月18日

学生生活の価値・途中経過

去年の春にこの2年間で600万の価値がないと,と書いた
1年が経過した現在どれだけのものを得たのか考えてみる.

まずより情報の多い就職活動が出来たことに100万
学部で就職するのに比べれば情報量は段違いだっただろう.廊下ですれ違う友達との雑談でも自分の価値観について考え直す参考になったと思うし,既に社会人の知り合いも増えたから就活の話はもちろん就職してからの話もたくさん聞けた.たとえ最終的な就職先が同じだったとしても,より多くを吟味した結果であるしより納得出来ていると思う.

私は研究者には向いてないということをしみじみ感じられていることに200万
研究を進める過程は嫌いではないのだけど,自ら研究したいテーマを設定するのは極めて苦手だ.修士論文も先生にテーマをもらえて本当によかったと思っている.それに基礎研究よりはもう少し製品化に近い仕事のがいいし,内定先にもそれで希望を出している.学部で就職して,うっかりもう少し研究してみたいとか考えて大学に帰って来たりするよりは,修士に進学してよかったかもしれない.博士に行ったら3年は無給だし,助手の職があったとしても身分は不安定なことを考えれば,このくらいの価値はあるだろう.こだわるテーマが無いなら絶対企業にいたほうがいい.

1年間で履修した授業の内容に50万
全11コマ取ったわけだけど,もちろん全部身についたとは言わないけど,専門性の高さを考えれば将来勉強しようと思ってもなかなか出来るものでもないし,というか勉強しようと思わない内容も多いと思う.普通にカルチャースクールとかで11コマ×1.5h×約15回受講するのでも案外このくらいかかるのでは?
最近高校で強制的に履修した世界史とか地学とか勉強してよかった〜とか真剣に思ってて,そういうなんかの時にあ〜そういえばそれ知ってる〜という知識が増えるのは単純に嬉しい.


というわけで,甘〜〜〜く見積もって私の修士論文は250万の価値がないといけないわけだ.
実験の準備と実験設備の使用とか論文の入手とかで50万くらいになるだろうか.研究の成果にたいした価値が出るとも思えないから,あとは研究の進め方とか考え方とかそういう経験と自分自身のポテンシャルをどれだけ上げられるかに200万.



……あと8ヶ月,精進しよう.
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2006年08月01日

学会

7/26〜28で,学会@神戸に行ってきた.
学会とは言っても私は見てきただけだけども,来年はほぼ確実に発表することになっている.

なんというか,研究の報告会というのはもちろんだが,先生達が久々に会って飲むための会という感も(笑).

もちろん先生方のすごいところも見られた.私なんか何を話しているのかさっぱりな発表でも,鋭い質問をばしばし飛ばしていく.今年発表した先輩達に言わせれば,発表本体よりいかに質疑応答を乗り切るかのほうが大変とのこと.来年のため肝に銘じておこう.
しかし先生方の何が一番すごいって,前日深夜まで飲んでても翌日きっちり午前のセッションからバリバリ参加しているところだと思う….
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2006年07月15日

悩み

 大真面目,くそ真面目,本人至って真剣に困っております.


 どうすれば授業中眠くならずに済むのだろう


 夜ちゃんと寝たとかもはや関係ない.いかに授業直前の覚醒度が高かろうと,寝る.
 例えば「眠い」という時間帯があれば,頬をつねるなり飴を食べるなりお茶を飲むなりまだ睡魔と格闘する余地もあろう.しかしかなりの高確率で「気付いたときには寝てた」なのではどうしようもないではないか.

 絶対に寝ない,というある友人に言わせると,授業中は緊張感があるから眠くならないとのこと.
 睡眠学習暦10年,いまさらそんなこと言われたってなんのアドバイスにもならん.


 しかし授業はまだいい.
 最近研究室の輪講が眠い.全部で10人くらいだし,これ寝るのはさすがによろしくないのだが,ど〜しても眠くなってしまう.

 一応言い訳させてもらえば,眠いのは私のせいだけではなくて発表者も悪い.英語の論文を音読してから解説するのだが,声が小さく抑揚なくぼそぼそしゃべられたのでは子守唄に等しい.しかも質問されて考えるときなどの沈黙が長い.無音状態はやはり眠気を誘う.
 よく社会人向けのプレゼンのテクニック本とかよくあるが,大事だな〜〜〜としみじみ実感している.


 とりあえずカフェイン入りミントとかコーヒーでは効果がないことが今学期示されてしまった.次なる作戦は栄養ドリンクかなと(笑).
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2006年04月15日

表現は正いけど…

うちの研究室の先輩が就活も一段落ついたところで英会話を習うことにしたらしい.先日無料体験レッスンに行ってきたそうだ.


学校では何を勉強してるんだとかいう話をしてて,難しい?と聞かれたんだとか.本人は「それほどでもないけど」くらいに言いたかったらしいが,まあ"It's easy."に代わる表現てことで,

"It's not a rocket science."

というのを教わったそうだ.バリエーションとしては"brain surgery"もありらしい.なるほどなってとこか.




問題はさ,うちらがやってるのはほんとにrocket scienceだったりするんだよね.

英文だけどこんな記事も発見した.
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2006年03月30日

卒業によせて

 あと二年大学に残る身としては、感慨なんてものは微塵もない。

 それでも文系ならば社会人となる友人につられるものもあるかもしれないが、8割がそのまま持ち上がりであれば学部の卒業なんて通過点以外のなにものでもなく、私は卒業式は袴を着るためだけに出たと公言しているわけで。「てか新学期いつから?」みたいな。
 思えば大学院進学は今までの人生で一番適当に決めた進路ではなかろうか。高校大学受験のときはまだ知識欲というか勉強したいという気もあったが、今回は「みんな行くから行っとくか」くらいでしかない。しかも卒論終わった頃には研究者には向いてないと悟って、就活しとけばよかったと結構本気で後悔した。

 ただ、進学するからには単なるモラトリアムの延長にはならないようにしたい。この年になってなお親のスネ噛ってる上、就職する友達はその間がんがん稼ぎ始める。この先の二年間は600万以上の価値がないといけない。そう考えるとちょっとやそっとの勉強じゃ足りないよなと。大学院出たところでその先の人生、学部卒とそうそう変わらないんだし。


 とかなんとか言って、こんなモチベーションが卒業まで維持されるなんて思ってないけど、少なくとも将来修士出た甲斐があったと思える程度には価値のある二年間を目指そうと思う。
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2006年03月28日

4年ぶりの真実

本当は卒業がらみでもう少しまじめな記事を書く予定だったのだけど,それは次にまわすことにして.


情報公開法に則って(?)入試の結果をもらってきました.
開示請求出来るらしいというのは完全に口コミで広まっていたのだけど,4年間で情報が破棄されるらしく今が最後のチャンスということで,私のまわりでは局所的にかなりのブームになっていたのでした.

というわけで,発表
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2006年03月26日

馬子にも衣装

 昨日無事学士(工学)となりました.といってもクラスのほとんどは大学院に進学するわけで,まわりには「中高一貫の中学卒業式みたいな感じ」と言っている.

 個人的には卒業式の最大の目的はを着ることだったわけで.我ながら和服は似合うと自負しているのだが,私にしてはありえないくらい派手な口紅もそれなりに馴染んでしまう振袖の威力はすごいと思う.
 自前の振袖に袴,だったので,そのまま食事に行って万が一汚そうもんなら母親に殺される,という事情もあって,その後の謝恩会は着替えてから行った.こちらも,今後いつ結婚式に呼ばれないとも限らないし,というわけで新しく用意したので,私にしてはなかなか頑張ったオシャレだったと思う.

 そんなこんなで,あーでもないこーでもないと準備した衣装は,学科の男性陣にはおおむね好評だったからまあよかったかなと.


 ただ,女子がみんなして晴れ着なのに男子がただのスーツってのがなんかむかつく.通りすがりのM1@就活中と同じかよと.紋付袴とは言わないからせめてガウンくらい着てよ.
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2006年02月25日

私高校生に見える?

今日学校の前で

「受験生のみなさんへ」

とか書かれたパンフレットを渡されそうになった.
別に明日の入試のための下見とかじゃないから.ってかもう卒業なんだけど.


確かに明日も学校行くけどさ….製図終わんないし.




明日同じ構内で入試のみなさん,頑張ってくださいませ.
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2005年12月25日

卒論をふりかえって 3

 卒論を進めるにあたって先生とか院生とか、いろいろお世話になった。忙しい中、ほんとくだらない質問ばっかで申し訳なかったと思う。こっちもテンパってきてなんか理解力落ちてたし。

 修士の先輩については、まああと数年勉強すれば同じ立場になるのがちゃんと想像つく。
 それが先生とか博士の先輩になると、なんというか,ある種の怖さがある。相手は何を知っているのかはかりしれないというか、自分が研究と称してやっている内容はなんて単なる当たり前のことなんじゃないかという気がしてくる。こんなへぼへぼな論文世に出しちゃいけない,みたいな。(世の中ったって所詮うちの図書室だけどさ)

 思えば自分の遥か延長線上にいる人って今まで関わる機会がなかった。高校のころまでの先生は学校にせよ塾にせよ、教えることのスペシャリストだったわけで、知識量のすごさを尊敬するというわけではなかった。自分が学ぶべき内容にも限りがあったし。
 去年まではわからなかったけど、大学教授は勉強を教える人である前に、あくまで研究者なんだなということをすごく実感した。
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2005年12月24日

卒論をふりかえって 2

 文才がない。

 もう小学校のころから、作文は何をどう頑張っても規定より短く終わってしまう子だった。小論文はおろか現代文の200文字程度の記述問題でさえ苦労してたし。TOEFLなんかでもwritingがあるもんだから、英語力じゃなくて作文力の壁で点数が伸びない。
 どうも無意識のうちに必要以上に要約してしまうらしくて、こっちとしては文章は簡潔が一番と開き直りたいところなんだけど,読み返すとさすがに情報不足なこともある。ワープロ打ちならともかく、手書きだと最悪。
 そんなわけで、卒論も案の定少々物足りない厚みに終わってしまったのでした。
 文系の卒論ってよく100枚だの200枚だのっていうけど、まじありえないと思うよ。しかも全部文でしょう?うちは半分以上図表と数式だけど,学士だったら50枚もあれば十分だよ?


 実はブログを始めたのも、まあもちろん流行に乗ってみたというのもあるけど、文章を書くことに慣れておけば多少は卒論も楽に書けるかなという目論見もあったからだったりしたのだ。見事、玉砕したけど。
 作文力はともかく、何がやばいって章を分けて文章構成組むのが下手過ぎる。そこがダメだと本文の筆も進むわけがない。
 それでも序論については効果あったかなと思っていいたりする。序論というのは研究の背景とか目的とかを適当にそれっぽく語ればいい部分。私にしてはかなり会心の出来だったんじゃないかと。…短かったけどね。
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2005年12月19日

卒論をふりかえって 1

 学術的にはは全然満足いくようなものではなかったし、ほんと卒業さえ出来れば闇に葬ってしまいたい内容だけど、ちょっとした自己観察になったという意味ではいい経験になったかなと思っている。


 もともと「お勉強」は嫌いじゃないし、むしろわりと好きなほうだと思う。じゃなかったら大学院なんて行かないし。でも、卒論を書いてみて、自分はどう頑張っても研究者には向かないということを悟った。テーマを設定する能力が致命的に、無い。
 こう書くとただの受験馬鹿みたいだけど、実際そうなのかもしれない。自ら問題点を発見するのもダメだし、何かについて知りたいなんて情熱も無いからね。 将来的にも企画とかコンサルとか、そういう職種は絶対向いてないなと。
 じゃあ何なら出来るかというと、情報を理解、統合、応用する能力は結構ある、とは自負している。まあだからこそ要領のよさだけでここまでこれたわけだけど。学際分野とか複雑システムなんかには向いてるのかもしれない。

 卒論終わってからやってる卒業設計というのがあって、性能とか強度なんかを全部計算して、図面に描くまでをやることになっている。これがなかなか大変なんだけど、私としては卒論よりはるかにやりやすい。なにより目標がはっきりしているからね。

 最近,就職しとけばよかったとかほんとよく思うけど、進学するのが決まっている以上修論は書かないといけないし、リベンジって意味でいい研究が出来たい。そのために今私に必要なのは「自分は何を知らないかを知ること」。卒論を書いて一番ためになったのは、そのことを痛感出来たことじゃないかと思う。
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2005年11月14日

「卒論提出まで」カウンター

先日に引き続き、また「卒論書けない」で検索してきた方がいらっしゃるようで。
この時期みんな考えること一緒なのね。


さて、こんなもの作ってみました。

卒論提出まで(56KB)

ダウンロードして普通に起動すれば動きます。



Windowsプログラミングは最近ちょっと勉強しただけなので、プログラム上で時間設定を変更できないというショボいアプリケーション。私以外の人間には何の役にも立たない状態ですが、コメント欄にでも

「○○まで 期限:○月○日○時○分」

という形でリクエストもらえればアップロードします。もしくは普通にメールください。



まあ、この手のプログラムは世の中にはもっとまともなのがいくらでもあるだろうけど。
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2005年11月07日

Excelの難点

 表計算・グラフ化ソフトにおいて、汎用性、移植性、何よりお手軽さにかけてExcelの右に出るものはなかろう。それもこれも圧倒的シェアのおかげであって、他に選択肢がないだけだろうけど。そういえば昔Macでクラリス使ってたけど、今じゃMacでもWordとExcel入ってるし。
 そんなわけでいまどきの学生には必須アイテムなExcel君。もっともExcelのせいで最近の学生は有効数字に対する意識が薄い、という弊害もあるらしい。多少思い当たる節もなくはないだけに耳が痛い。

 ちなみに私の場合複素関数やらソルバーやらはバリバリ使うわりに、むしろ一般的な統計関数はさっぱり、という素晴らしく偏った使いこなし方をしている。

 ところで大学図書館でも情報工学系の棚には随分時代錯誤な本が並んでいる。理学書系は古くてももんだいないけど、実用書的な内容のものがやばい。「活用術」と銘打っておきながらDOS時代の本とか。




 閑話休題。


 便利で賢いExcel君だからこそ、ささいな欠点が惜しいものである。

 グラフの背景色、何でグレーにするかね?いちいち白に直すの面倒なんだけど。カラーのときでさえうざいのに、白黒印刷のときなんて絶対直さないわけにいかないじゃない。あれ、あえて背景グレーを選んで使う人なんているの?
 で、あれだけいろいろカスタマイズ出来るくせに、デフォルト色って変更できない。マクロとか使えばなんとかなるのかもしれないけど、そこまでしないと変えられないってのもね。

 しかしまあそのくらいなら手動で変えればいいだけの話だし、最終的に困るわけじゃないからまだいい。

 何が一番困るって、等高線図のグリッドが消せないのが困る。よくあるのが、C言語とかで数値を出力してExcelに読み込んで可視化したいとき。プログラムで出力すると100×100ぐらいはざら、というか最小でもそのくらいは欲しいのに、黒いグリッド線が消せないとグラフ全体が真っ黒になってしまう。それこそカラーならかろうじてなんとかなる範囲でも、白黒だと本当にただの塗り潰しになってしまう。
 欲を言えば、縦横のグリッド間隔も変えられるとなおよい。



 理系学生のあいだではgnuplotのが便利、と玄人好みな感じで人気もあるものの、いかんせん使い初めのハードルが高い。私自身まだ必要に迫られることもなく手を出してないんだけど、噂ではかなりいいらしい。特に等高線図の問題が無くなるというのが気になる。しかもフリーソフト。
 まあ乗り換えるかどうかはともかく、Mathmaticaとならんで院生になったら(というか卒論・卒業設計が落ち着いたら)使えるようになっておきたいソフトのひとつ。
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2005年10月19日

原子と元素意味の区別が出来ない全国の中高生へ送る

 ブログ開設当初、「理知的だ」って褒められたのに、どうも最近理知的じゃない記事が多い気がする(これとかこれとか)。ここはひとつアカデミックな内容で揺り戻しを図ろう(笑)。


 というわけで、今日のタイトルに至る。

 私自身何が違うのかよくわからないまま、気がついたら区別がついていたという状態。家庭教師先の子に一生懸命説明してもいまいち伝わらないし。「物」と「種類」って言われてもイメージわかないのも仕方あるまい。
 だいたい名前からして似ているのがよろしくない。ゲンシとゲンソって。英語にすればatomとelementだ。……まあelementったって意味は「要素」って感じだから、やっぱ英語圏でもいまいちはっきりしないのかもしれない。


 原子と元素は何が違うか。

 原子は色のついたボールだと考える。よく化学室とかにある模型みたいな感じで、赤なら酸素、白なら水素、とか。ここで「原子」=「ボール」で「元素」=「色名」だと思えばよい。
 例えば色の重さでなくてボールの重さだから「元素量」ではなくて「原子量」。でも色によって重さが決まっているから、「赤いボールの重さ」と省略しても分かるから混同してしまうのではなかろうか。他にも、水分子なら水素原子2こと酸素原子1こから出来ているが、この例で言うと「白いボール2こと赤いボール1こ」で通じてしまうからややこしい、という感じ。

 我ながら素晴らしい例えだと思うのだけど、いかがでしょう?少なくとも私の生徒(文系)は、散々苦労してたのにこれですんなり理解してくれました。
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2005年08月24日

院試まであと5日:数学

工学部共通科目の数学。
問題形式は6題中3題選択、用紙3枚に各1問ずつ解答。

8月中に過去問はそれなりに解いたし、3/6だったら多少の得手不得手とかあっても上手く選べば3題くらいなら完答出来る。



おそらく、勝負はいかに解けそうな問題を見つけられるか。


過去問を解いてるときは結局6題ともやるし、紙はいくらでもあるし、6題全部手を出して時間内に完答出来るのが3〜4題。本番では紙に限りがあるわけで、途中で全部消すとかいう痛いタイムロスは避けたいとなると、やはり最初にどれを解き始めるかが鍵だろう。


噂では合格ライン5割、とのことなのだが、配点も公表されてないし実際のところどうなのかは定かではない。中途半端に簡単、というと語弊があるが、上手くすれば完答が狙えるだけに、逆にちょっとでも出来てないとやばい気になってくる。
posted by Shoko at 20:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月21日

使用前・使用後

 院試の過去問。
 専門科目については諸先輩方による再現とは以前書いたが、工学部全体で共通の科目というのもあって、こちらは昔から数年分は公式に販売されている。まあ共通科目のほうもコピーにコピーを重ねたおかげで数年どころか15年分くらいあるんだけど。


 要するに共通科目の過去問は工学部の公式な印刷物であるわけだが、平成11年度(7年前)と平成12年度(8年前)を境に紙面の雰囲気が少し違う。活字の感じも違うし、何より平成11年度以前は図が手描きだと思われる。丁寧だからわかりにくいが、それでも円以外の曲線が少し乱れていていかにも手描きっぽい。(わが家にはスキャナーがないのでアップできなくて残念)
 7、8年前といえばちょうどパソコンが大容量化しだしたくらいのころじゃなかろうか。Windows95が出てから数年。それより前のパソコンといえば、まだ紙フロッピーとかモノクロモニターとかが生きていた頃だろう。ちなみにHPに画像を貼りすぎるのは重くなってよくないとか言われてた時代だ。
 多分、平成12年度の問題作成から大学のIT関連設備が新しくなって、画像対応になったのではないかと。そう考えて改めて見てみると、平成11年度以前は文字のサイズも大きめで行間が広いのも、プリンターの違いじゃないかという気がしてくる。

 実際のところどうなのかはわからないけど。



 ところでこれよりもっと顕著にわかるのは図書室に保管されている過去の学位論文。
 時代を遡るごとに、
     図表:印刷   文字:活字
     図表:手描き  文字:活字
     図表:手描き  文字:数式のみ手書き
     図表:手描き  文字:全部手書き
 この時代まではコピー機はあるらしい。
 さらに遡る。 
     図表・文字:ガリ版
 …文字青いし。さすがに歴史を感じました。
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2005年07月05日

古〜い院試の過去問

 院試の過去問は基本的に代々研究室ごとに受け継がれている。去年の先輩にもらったりコピーさせてもらったりしてお勉強するわけだけど、古すぎるものになると科目の区分も違うし学部のカリキュラムも違うしあまり参考にはならない。
 しかしまとめてコピーして翌年そのまま後輩に渡して、が繰り返された結果、古〜いやつが交ざってたりする。

昭和64年度院試
画像小さいし暗いしわかりにくいけど、ばっちり「昭和64年度流体力学」、と。考えてみれば今年の院試は「平成18年度」だし、昔から院試は夏にあるからね。

 ちなみに院試の問題冊子は持ち帰り厳禁になっている。なのになぜ過去問が存在するかというと、毎年先輩方が試験後にみんなで思い出して再現してくれてきたのである。感謝感謝。
 今年からは工学部が公式に販売し始めたから、私の代は問題作らなくてもよいことになったのでした。


 ところで、今日願書を書いていて困ったことが。正式書類である以上卒業高校の欄には正式名称を書くべきなのであろうが、卒業後に高校の正式名称が変わった場合はどうすればよいのだろう。
posted by Shoko at 20:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月17日

実は頑張ってる衛星

 データ中継というのは、データを発信する相手と受信する相手がいて初めて成立する。すなわち通信衛星はひとりで頑張っても何の役にも立てないものなのである。

 さて、続きを読む
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